
夢であなたの声を聞いた、と言われた。
電話ごしの私の声は、今まで聞いたこともないほどに、冷たくそっけない声だったそうだ。
でも、それが妙に生々しく、目覚めた後もずっと耳の奥に残っているのだという。
なぜだろう、ひとの夢の話だというのに、胸の奥でざわざわと、冷たく悲しい風が吹き抜けてゆく気がするのは。

都内某所にて、友人二人と花見をする。
桜は既に散りかけていたが、ギリギリセーフのタイミングだったと言える。
その席上、幹事役の友人から、「桜なんて撮ってちゃダメだ」と意見される。
彼は私のブログを知っているのである。
はい。わかっちゃいるのです。
至極ごもっともな指摘でございます。
しかし、その発言が他ならぬ花見の場でなされたことに、私はどこかしら日本人的な矛盾を見た思いがするのである。